2012/08/22

顔に免じて - -මහත්තයාට සලකලා, මං මෙතනින් යනවා.

当事者との問題があって話をしている状況下で、そこに第三者が間に入ってきた場合に、その第三者の顔を立てて、その場は引き下がるとき、「〜さんの顔に免じて」という言い方を日本語でするときがある。

このような場合、シンハラ語で何と表現したらいいか。以下の会話の例に見られるとおり、"සලකනවා"という言葉がそれに相当するようである。"සලකනවා"という言葉は、頻繁に使われる基本的な言葉で、「接する」、「もてなす」、「敬意を払う」などの相手に対する態度を表す。

[シンハラ伝統医ディンギリが殺人の疑いをかけられ、行方知らず。敵対する呪術師ウックワがディンギリの家にやってきて、娘のマリーに対してさんざん悪態をついたため、一緒にいるニルマールがウックワをたしなめる]
"මේ, මේ, ගුරුන් නාන්සේ, උසාවියෙන් වැරදි කාරයා කියලා තීර්නෙ කරනකම්, කාටත් බෑ, ඔහොම කතාකරන්ඩ​."
"උසාවියෙන් තීර්නෙ කරන්න ඉන්ඩ එපා යැ. කෝ? හැංගිලා. මහත්තයෝ, මහත්තයාට සලකලා, මං මෙතනින් යනවා."『 マリー』393話
「ちょっと、ちょっと、先生、裁判で有罪だと決まるまで、そういうふうには言ったらだめですよ」
「裁判で決めるためにはそこにいないとだめじゃないか。で、どこにいんの?隠れてるじゃないか。まあ、ここは、ニルマールさんの顔に免じて、引き上げるとするか」

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